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Sunday, August 23, 2020

「まっすぐ走ると別路線に入るJCT」なぜそうなった カーナビ頼り禁物 分岐が変わることも - 乗りものニュース

高速道路をまっすぐ進むと、別の路線に入ってしまうというJCTがいくつか存在します。なかには、後から開通した路線のほうが分岐を介さない「本線」的な扱いのケースや、JCTの分岐が変更されるケースもあります。

同じ路線を行きたいのに…車線変更必須なケース

 高速道路をまっすぐ走っていると、その先のJCTで別の路線に入ってしまう、というケースが存在します。同じ路線を走り続けるには、JCTで分岐線へ入らなければならない、といった場所です。

 たとえば首都高5号池袋線とC2中央環状線。5号線を都心から埼玉方面へ向かうと、熊野町JCTで左側にC2が合流し、2車線+2車線の4車線になります。そこから約500m先の板橋JCTで両路線が分かれますが、5号線からの2車線はC2に、C2からの2車線は5号線に通じているため、同じ路線を直進するには必ず車線変更が必要です。

 6号線とC2が合流・分岐する堀切JCT~小菅JCTも同様の構造ですが、ここは2018年2月、前出の熊野町JCT~板橋JCT間は同3月まで、いずれもJCTとJCTのあいだが3車線だったため、車線移動するクルマが錯綜し慢性的な渋滞が発生していました。

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首都高 熊野町JCT~板橋JCT間。5号線から5号線へ、C2からC2へ向かう際には、この区間で必ず車線変更しなければならない(画像:photolibrary)。

 NEXCO東日本の高速道路では、たとえば東北道から八戸道が分岐する安代JCT(岩手県八幡平市)が挙げられます。東北道は東京方面から青森ICまでですが、盛岡方面から安代JCTをまっすぐ進むと、そのまま八戸道へ入る構造になっています。つまり東北道~八戸道ルートが「本線」のような扱いで、東北道の弘前・青森方面へ向かうには分岐線へ入らなければなりません。

 この区間は東北道が1982(昭和57)年に開通しており、八戸道が接続したのは、それから7年後のことです。にもかかわらず、八戸道が本線のような扱いになっていることについて、NEXCO東日本東北支社に聞いてみました。

【画像】古いカーナビ注意! 分岐が変わったJCT

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August 23, 2020 at 04:10PM
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