スキンケアできるシェーバーとは?
5月に製品情報がリリースされた直後から、〝シェービングしながらスキンケアできるシェーバー〟として大きな話題を呼んでいるパナソニックのスキンケアシェーバー ラムダッシュ ES-MT21。今回はその機能をリポートしていくとともに、メンズメイクの親和性も探ってみることにした。
このメンズメイクとは昨年より大手化粧品会社も参入するなど、これも現在注目のカテゴリーのひとつ。男性の気になる肌のシミやクマ、くすみなどをカバーして、より自然で健康的な肌コンディションへと整えていくというものだ。多彩な色使いで自分を演出する女性のメイクとは違い、メイクしていることが気づかれないほどのナチュラルな仕上がりが特徴で、〝ステルスメイク〟と呼ばれる場合もある。
なぜ今回、Men'sBeautyがメンズメイクとスキンケアシェーバーとの関係に着目したのか。
スキンケアシェーバーには前述したように、〝シェービングしながらスキンケアできる〟機能が搭載されている。これはシェービングしながら化粧水(※1)の保湿成分を肌の角質層まで浸透させる(※2)機能で、同社ではこれを化粧水浸透シェービングと呼んでいる。
※1 ヒアルロン酸などの保湿成分を含む化粧水など。
※2 角質層への浸透。ヒアルロン酸分子量5,000~10,000を使用した浸透試験に基づく。パナソニック調べ。
メンズメイクとの関係性に触れる前に、この画期的な機能について見ていこう。
パナソニック
スキンケアシェーバー ラムダッシュ ES-MT21
本体寸法/高さ17.8×幅6.5×奥行5.5cm
外刃/3枚刃・ステンレス鍛造外刃
内刃/30°鋭角ナノエッジ内刃
パワーコントロール/ラムダッシュAI
電源/充電式 急速1時間充電
発売/7月1日
オープン価格
「電気浸透流」で手で塗るより保湿成分の浸透量がアップ
そんな化粧水浸透シェービングが実現できた〝秘密〟は「電気浸透流」機能の搭載にある。この電気浸透流とはプラスからマイナス電極に向かって発生する水の流れのことで、これにより、化粧水などに含まれる保湿成分も一緒に移動するため、角質層への浸透量がアップ。
手で塗るだけよりも、化粧水や乳液などの保湿成分を肌の角質層までしっかり届けることができるようになった(※3)。特に保湿成分の中でもヒアルロン酸は、手で塗るだけに比べて、1.7倍角質層まで浸透させることが可能になったという(※4)。
※3 角質層への浸透。ヒアルロン酸分子量5,000~10,000を使用した浸透量試験に基づく。パナソニック調べ。
※4 ヒアルロン酸水溶液を手で塗布後に化粧水浸透シェービング(イオンレベル:強、温感:高)した場合の浸透面積4,625 μm2/mm2と、手で塗布しただけの場合の浸透面積2,557 μm2/mm2の前腕での比較。パナソニック調べ。
こうしてうるおいが補給された肌がメイクに適していると言われている。保湿が不十分であると皮脂の過剰分泌が起きる場合があり、アブラの上にメイク用の剤が乗っているという不安定な状態になりかねない。これでは、せっかくつけたファンデーションなどが定着しにくくなってしまう。
というわけで前置きが長くなったが、化粧水浸透シェービングで肌をワンランク上の状態に整えることで、ステルスメイクの効果をさらに高めることが今回の目的だ。
また、このような機能をシェービング時以外にも使えるイオンケアモードも搭載。お風呂あがりに化粧水だけを使う場合や、ヒゲの生えていない、例えば額や目尻などでも、同様の効果が得られると同社では説明している。
化粧水浸透シェービングだけで早くも肌の変化を実感?!
最初はスキンケアシェーバーを使った化粧水浸透シェービングだ。硬そうなヒゲ質で、アゴ先など、かなりの生えっぷりだが、これにラムダッシュはいかに立ち向かうのか?
まずは化粧水を顔につけることからスタートした。今回はTHREEのフォー・メン ジェントリング ローションを使用。やさしく顔を抑えるようにしてなじませていく。化粧水浸透シェービングの場合は乳液、クリームは使えないので注意したい。
続いて電源ボタンを押し、電源ON。さらにイオンボタンを押してイオンレベルを選択。弱と強、2段階の設定ができる。そしてWARMボタンでイオンプレートの温感レベルを決定する。こちらも低、高の2段階の設定ができる。
実際にスキンケアシェーバーによる化粧水浸透シェービングを行なう場合、いくつか注意点がある。その1つがイオンプレートの肌へのあて方だ。シェービングの場合は、上の画像のようにイオンプレートの〝天面〟を肌にあてること。これでイオンプレートが肌を検知すると電源ボタンの周囲で点滅していたランプが点灯に変わる。
またシェーバー本体の背にあるイオンパネルをしっかりグリップすることも忘れずに。
外刃全体とイオンプレート天面を肌に垂直に当て、毛の流れに逆らうようにゆっくりと滑らせていくこと。動かし方の目安は肌の上を1 cm動かすのに1秒程度の速さになる。
アゴ下やノドのヒゲは、ほぼ〝寝た状態〟で生えているため、肌を伸ばしてヒゲを起こしてやると剃りやすくなる。
シェービング時以外でもスキンケアを行なえるイオンケアモードも搭載
スキンケアシェーバーはシェービング時以外でもスキンケアを行なえるイオンケアモードも搭載している。イオンケアモード使用時は、化粧水浸透シェービングと異なりイオンプレートの正面を肌にあてて動かしていく。目尻や頬、口まわり、額などのケアに最適だ。電源ONからイオンモードの選択など一連の操作は同じだが、化粧水に加え、乳液やクリームも使用できる点も化粧水浸透シェービングとの違いになる。
シェービング後の様子。30°鋭角ナノエッジ内刃やラムダッシュAIを搭載しているだけに、あれほど頑固そうに見えたヒゲもこのとおり。また化粧水の作用か、肌にハリがあり、肌も明るくなったようにも見える。これがメンズメイクによってどのように変わっていくのか。
気になる毛穴などをカバーして自然な仕上がりに
以下が今回使用したメンズスキンケア&メイクアイテム。THREEとFIVEISM × THREEのラインアップでまとめてみた。
写真左から/FIVEISM × THREE「リップディフェンス」3200円、THREE「フォー・メン ジェントリング ローション」、5000円、FIVEISM × THREE「ネイキッドタッチ モイスチャライザー」5200円、写真手前/FIVEISM × THREE「アイブロウスティック(リフィルのみ)」2400円、アイブロウスティック ホルダー(ホルダーのみ)2000円
「フォー・メン ジェントリング ローション」はベタつくのに乾燥しがちな男性の肌をさわやかに心地よく整え、豊かななうるおいを与える化粧水。「ネイキッドタッチ モイスチャライザー」は、クマや小鼻の赤みなどによる不均一な肌色を自然にカバーするメーキャップベース。保湿機能も備える。
全6色。「アイブロウスティック」は、ナチュラルな眉を簡単に描くことができる、テクニック不要のアイブロウペンシル。肌や髪色に合わせて選べる5色で展開。「リップディフェンス」は唇の荒れをケアしながら、すっきりと清潔感のある唇に整えてくれる。全3色。
その前に今回はマユ用のアイテム、アイブロウスティックも用意したので、まずはパナソニックのマユ&フェイスシェーバー ER-GM30を使って長さを整えた。マユ&フェイスシェーバーはこれ1台で、マユの長さそろえや形を整えられるアイテム。気になる顔のウブ毛をシェーブできるウブ毛用刃も付属する。
肌の乾燥や色ムラを整えて見せるネイキッドタッチ モイスチャライザーからスタート。手の甲に2プッシュ取り、中指と薬指で顔の広い面から均一になじませていく。ウォーターベースのさっぱりとした感触が肌に心地よい。
続いてアイブロウスティックを使って、眉を仕上げていく。付属のスクリューブラシで毛流れを整え、中央からマユ山に向かって、マユ毛の隙間を埋めるように描いていく。マユをなぞるだけでよいので、特別なテクニックは不要。ヒゲの〝隙間〟も埋めることができる。
最後に唇をケアしながらマットに仕上げるリップカラー、リップディフェンスを使用。唇の中央にリップディフェンスのせて、外側にむかって伸ばしていく。
すべてのケアを終えた様子。スキンケアシェーバーによる化粧水浸透シェービングを終えた後よりも、さらに肌が明るく、健康的になっていることがわかる。またベースメイクを行なうことで、ヒゲの剃り跡や毛穴もかなり目立たなくなったようだ。マユも毛の隙間が埋められ、自然な流れになった。
これも化粧水浸透シェービングによって、ベースとなる肌のコンディションが整っていたからこその結果ではないだろうか。ワンラク上のジブンを目指す方は、一度チャレンジしてみてはいかがだろう。
撮影/末安善之
関連情報
https://panasonic.jp/shaver/products/lamdash_wet/es_mt21.html
https://www.fiveism-x-three.com/
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July 02, 2020 at 02:31PM
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