【写真】いくえみ綾の世界観表現 『いとしのニーナ』キービジュアル
■『いとしのニーナ』厚志を演じ上げる「役を作り上げるのは楽しい時間でした」
人気漫画家・いくえみ綾氏の原作を実写化した同ドラマ。幼なじみが起こしたある拉致(らち)事件をきっかけに、憧れの美少女ニーナこと青田新名(堀田真由)のボディーガードをすることになった高校生・外山厚志(岡田)の不器用でも純粋でまっすぐなラブストーリー。
岡田は「役作りはあまりしていません」と話す。「やりながら厚志は、どういう人間なのかを僕自身も楽しみながら撮影をしました。強いて言うなら、撮影に入る前に考えていたのは『厚志の日常はニーナ一色』だろうな、ということ。例えば『このご飯をニーナが食べたら、どんな顔をするんだろうな』とか『今、見上げている空をニーナは、どう思うのかな』というのを厚志は考えているだろうな。それが唯一、考えていたことですね」。
厚志のキャラクター像については「撮影をしていく中で厚志って、自分と誠実に向き合える人間だなと思いました。自分の悪いところ、目を伏せたくなるところ弱いところに向き合って戦える男の子。一見、端から見たらヘタレ。でも、実は1番、強い人間なんじゃないのかな。役を作り上げるのは楽しい時間でした」と笑顔を見せた。気になるニーナに対しての感情は「言語化するよりも厚志は本能でニーナを感じて好きになる。理由はないけど好きというのを200%出す作業をしていました」と役へのアプローチを振り返る。
同作を読んだ上で実写化への思いを、こう話す。「演じる側として原作を読み込み、忠実な世界観を実写化するより、台本ができあがってから、その台本の中で自分が感じたことを表出するほうがいいなと思った。漫画の世界観とドラマの世界観が必ずしも一緒にしないといけないというわけではないと思った。なので、原作は1回しか読んでないです。『後は台本』と割り切りました」。
■「まっすぐだけじゃなくなった」 俳優デビューから1年半での成長
憧れの美少女であるニーナは堀田真由が演じる。堀田の演技に対して、尊敬の念を抱いたそう。「あざといです(笑)。それを素でなく、狙ってやっているのがニーナと重なる。ニーナは『使える武器は使う』という女の子。『おぉ』とグラっと来る。それでいいと思っていました。やってて、イメージを拾いやすかったです。堀田さんでよかったです」と感謝した。
また、通学時に見かけたニーナに一目ぼれをし、拉致事件を起こしてしまう厚志の親友・押川正行=通称マサ(望月歩)との男同士の友情も描く。自身の学生時代を振り返ると「ありましたよ。厚志とマサみたいにベトっとはしていないですけど」と照れ笑い。そして「ニーナと厚志の恋愛の話ですけど、男同士の『男ってバカだよな』というのを表現できたらなと思っていた。そのときは『俺が正しい!』と一生懸命なんですけど、引いてみたら『あれ?』って思うときもあるじゃないですか? そういうところも注目してほしいです!」と呼びかけた。
マサは、まっすぐな厚志に対して“偽善者”と思ってしまう場面もある。岡田は「最近、僕はまっすぐだけじゃなくなって来てると自分自身で思っている。悪く言えば染まってきた、よく言えば分かってきた、というか(笑)。私的感情でも芽生えて来て、認められるようになった。どちらの領域もわかる」と自身の“成長”を話す。続けて「だからこそ、厚志の心情、演じ方がわかった。『偽善者』というマサの意見もわかりつつ、『お前にそんなこと言われたくない』というのもわかる。今は見える世界が広がってきた分、個人的に楽しみながら撮影できました」と感慨を語る。
岡田は2018年に『中学聖日記』で俳優デビューを果たした。「まっすぐだけじゃなくなって来てる」と話している岡田がデビューから変わった部分を自己分析すると、じっくり考え込んで「カッコつけなくなりました」と一言。「もちろんカッコつけたい意思はあります。でも、カッコ悪いところを見せるカッコよさがいいと思うようになって考え方、人との接し方が変わったと実感している」。
そして「自分で言うのもアレなんですけど、もしかしたら僕の真っ直ぐさが好きという人もいるかもしれない。けど、人って変わってきますから(笑)。悪い意味じゃないです。僕のことを見てくださる方々も1分1秒、同じ人ではない。細胞も生まれ変わっています」と変化をポジティブに受け入れる。「僕が『変わった』と言っている記事を見て『岡田くん…』と思わないように。どうか『僕は楽しく元気にやっています』と伝えてください(笑)。よろしくお願いします!」と笑った。
その変化は演技にもいい影響を与えた。「カッコつけているのを隠していました。それがカッコ悪い。見栄をのために見栄を張るみたいな。そんなの、いらないってなりました。自分の中でブレーキになるものを取り払えた。それが芝居にも生きていると思いますね」。
鮮烈なデビューから1年半が経過。これからも俳優として、人として岡田健史の成長は止まらない。
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May 05, 2020 at 11:00AM
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