TPCマーケティングリサーチ(株)が11日公表した『2019年 美白スキンケアの市場分
析調査』の結果によると、18年度の美白スキンケア市場は、前年度比3.9%増の2635億円となった。クレンジングからスペシャルケアまで、ラインアップの拡張が美白市場の拡大を後押ししている。
資生堂『エリクシールホワイト』、富士フイルム『アスタリフトホワイト』が伸長
調査は、化粧品の中でも特に関心の高い美白化粧品(スキンケア)に焦点を当て、その市場動向を企業やブランド、種類、成分、価格帯別など、さまざまな角度から分析。今後の市場性と方向性について調べた。
それによると、18年度の美白スキンケア市場は2635億円に達し、前年度比3.9%増を記録した。主要ブランドでは、資生堂の『エリクシールホワイト』が使用感や効果実感から伸びたほか、富士フイルムの『アスタリフトホワイト』が、総合スーパーなどでのカウンセリングカウンターの増設や、イベント実施などで新規顧客を獲得。インバウンド需要の高いロート製薬の『メラノCC』」やコーセーの『雪肌粋』は、ラインアップを拡充して売上を伸ばした。
商品面の特徴としては、女性の複数の肌悩みに対応する「美白×シワ改善」や「美白×毛穴ア」といった 「美白+α」をうたった商品が定番化しつつある。資生堂の『専科 純白専科』は「シミ×肌荒れ×毛穴×乾燥」を、ロート製薬の『オバジC』は「毛穴×くすみ×乾燥小じわ×ハリ×キメ」のケアを訴求。「透明感」のある肌を追求する傾向が強まっていることから、シミだけでなく、「くすみ」に着目したアイテムが増加している。
19年度も4.7%増と好調維持の見通し
19年度も18年度比で4.7%増と、引き続き好調に推移する見通しだ。ポーラが18年1月、美白市場で10年ぶりとなる新規美白有効成分『PCE-DP』の承認を取得し、市場を活性化させている。カネボウ化粧品の『トワニー』や、富士フイルムの『アスタリフトホワイト』、ディセンシアの『サエル』」などは販路の拡大を加速させており、新規顧客の獲得に注力している。
このほか、各社は美容液だけでなく、クレンジング・洗顔料からクリーム、スペシャルケア など、各アイテムで美白カテゴリーの強化を図っていることから、美白市場はさらに拡大する見込みだ。このうちクレンジング・洗顔料では「くすみ」に着目した製品が増えつつあるほか、古い角質の除去も重要として「ふきとり美容アイテム」を追加するブランドが増加している。さらに、クリームでは保湿の重要性を目的としたものや、ライン使いでシミ対策をしたいという消費者ニーズに応えて導入するブランドが多くなっている。
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December 12, 2019 at 03:43PM
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美白スキンケア市場、3.9%増の2635億円に…ラインアップ拡充で - 通販通信
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